3.平成12 年12 月時点での活用状況


図7:会報のダウンロード
する

 

(1).

医師会報のダウンロード・サービス(図7)
会報のダウンロードは目的のファイルをダブルクリックするか、デスクトップにドラッグ&ドロップする。また、会報に限らず、登録されるファイルは「医師会からのお知らせ」会議室にインフォメーションが出る。


図8-1

図8-2:メールで連絡
する

 

(2).
メールによる会員各位の連絡(図8-1、8-2)
メールの発信は通常のインターネットと同様に簡単である。「新規メール」を選び相手のメールアドレスを記入する。ただし、井原医師会イントラネットでは、ネットワーク初心者の為に「メールアドレスを漢字名」にしている。
メールを受信すると「MailBox」に新規受信を知らせるフラッグが立つ。


図9:受信したメールを
開く

 

(3).
メールによる医師会よりの連絡(図9)
届いたメールをダブルクリックすれば内容をみることができる。返信、転送もボタン一つで簡単にできる。もちろん、書類や画像の添付、文字のスタイル変更も簡単にできる。


図10-1:ソフトウェア
を作成した



図10-2:作成ソフトと
出力見本

 

(4).
訪問看護指示書の発行(図10-1、10-2)
イントラネットを利用して医療機関から訪問看護ステーション宛に「訪問看護指示書」のデータを送れるようにしている。ファイルを作成するためのソフトは、別途作成され「ソフトウェア」会議室に登録されている。
訪問看護指示書の作成ソフトは初心者でも分かり易く作られており、ボタン一つでイントラネット用のデータが作成されるようになっている。同一患者のデータは大きな変更がない限り、数分で更新が可能であり、印刷しての確認も可能である。また、訪問看護ステーションでは医療機関から送られてきたデータをボタン一つで取り込めるようになっている。もちろん、ステーションでのデータ変更や削除はいっさいできない作りになっている。



図11:登録データと内容

 

(5).
医学知識のダウンロード・サービス(図11)
内科開業医向けの医学知識集を「知識の宝庫」と題して登録している(このデータは「井原医師会ホームページ」でも閲覧することができる)。
データは全てPDFファイルに変換されており、単語検索もAcrobat Reader で簡単にできる。 内容は今後も随時追加していく予定である。


図12:オリジナルソフト
を登録している

 

 

(6).
ソフトウエア(管理者および会員作成)のダウンロード・サービス(図12)
イントラネット用の「訪問看護指示書作成ソフト」だけでなくオリジナルソフトを登録している。ホームページにはNext 用ソフトなども登録しているが、イントラネットのクライアントマシンでは活用できないため登録していない。



図13-1:インターネット
で得た情報を登録


図13-2:ほとんど省庁が
出した物である

 

(7).
インターネットより得た情報を提供(図13-1、13-2)
インターネットは情報の宝庫である。が、開業医にとって、一般的な情報まで探し出す事は時間的に難しいのが現状である。井原医師会イントラネットでは、通常必要としない情報も含めて、省庁が公開する情報(PDF ファイルが多い)を中心に登録している。会員はインターネットではなくイントラネットに集まっている情報から、必要な物だけを利用するのである。
登録データには必ず内容を含むコメントがあり、ダウンロードファイルにも「お読み下さい」と同様のデータが付属しする。

図14:様々な情報交換
の場を作っている
(8).

症例検討(活発ではない)(図14)
互いの情報交換の場として「症例検討」会議室を設けている。

 

 

 

(9).

その他医療、保健、福祉(老人介護)の情報提供と交換(図14)
その他、「医療情報」「介護・福祉情報」などの会議室を用意している。これらの会議室はイントラネットの趣旨に反するため、いっさいのアクセス制御は施されていない。メーリングリストや非公開会議室などは、イントラネットが熟成するまでお預けである。

 

 

 

 
(10).
患者の薬物による副作用を収集し会員に提供する(H13 年からの予定)
内容に関しては、今後会員間で煮詰めていく予定である。

 

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