ご挨拶

 この度、平成26年5月より鳥越前会長の後任として、井原医師会長をお引き受けすることになりました。皆様のお力をお借りしながら二年間の任を全うしたいと考えております。

 井原市は県南西部に位置し、市街地と広い山間部を有しており、他の地域と同様高齢化率が進んでいます。そして経済、医療その他において、福山市と密接に繋がっております。

 井原医師会は平成26年4月現在25医療機関(病院4、診療所21)会員45(A会員24、B会員、名誉会員1)より構成されており、大きくも小さくもない医師会でまとまりは良いと考えております。

 地区医師会の目的は、地域医療の充実です。地域住民の健康を守るため、会員が安心して診療できる環境を整えることです。行政、歯科医師会、薬剤師会、介護施設など多くの機関と連携を密にして地域医療を進めてまいりたいと考えております。

 厚生労働省は2025年に向けた医療・介護連携〜地域包括ケアの構築〜を目指しております。このような状況下において、井原医師会では、医療においては内科系・外科系の2医療機関による休日当番は堅持しつつ、県境を越えた連携を行っています。会員もがんばってはおりますが、当地域の住民は福山市の医療機関を利用することが少なからずあり、福山市医師会の要請を受け、今年初めより微力ながら12名が福山夜間成人診療所へ参加しています。(小児夜間診療所へは以前より一名参加しています)介護においては訪問看護ステーション、居宅支援事業所を運営しており、行政、医療、介護機関と連携して、介護の質の向上を図りたいと思っております。

 会員の協力を得て、地域医療、保健福祉に貢献すべく、会員一丸となって邁進する所存です。今後ともご指導ご鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます。

平成26年6月17日 河合 恭廣

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